ただ真っ直ぐに、君が好き。

あれ?矢原くんの顔が赤いのは気のせい?

くじにはなんて書いてあったんだろう?

すると走ってこっちへ来る矢原くん。

え?え?誰に?誰に?回りの子も騒ぎ出す。

そして、矢原くんが止まったのは...

私の目の前だった。



「矢原、くん?」

「松野井、一緒に来て!」



言われるがまま矢原くんに着いていく。

矢原くん、繋いでる手が、熱いよ。

それに、なんて書いてあったの?

言いたいことは、聞きたいことはたくさんあるのに、言葉にならない。

くじの内容を見ると、係員役の生徒ニヤッと笑った。

え?なに?



「矢原~、一発決めちゃえよ!」



え、え、もしかして...

と、騒ぎ出す周り。