この場所で始まる恋

「終わったー、、」

そうつぶやき、最後の空欄を埋めてページ貼っていた付箋を外し、終了。ワークと答えの冊子を閉じてから冊子を先生に差し出しながらペコっと頭を下げてながら返す。

「終わりました。答え、ありがとうございました。」

「お疲れ様です。」

 と先生が同じく頭を下げながら差し出した冊子を受け取る。時計を見るといい時間になっていたのでそろそろ帰るかーと思い、机の上を片付け始めていると。

「今日はこれで終わりですか?」

「はい。ちょうどキリがいいので。」

「そうですか、お疲れ様です。」

「先生はまだ作業ですか?」

「私もキリがいいのでこれで終わらせます。」

お互いに荷物を整理して図書室を出て下駄箱までの廊下を並んで歩く。

「テスト勉強は順調ですか?」

「いや、全然、、」

「ハハ。大変ですよね。私も学生の頃はテストすごい嫌でした。」

「フフ。先生なのにですか?(笑)」

「先生なのに、です。」

なんて会話をして笑っていると下駄箱に着いて靴を履き替えて先生の方を向き

「それでは。今日はありがとうございました。」

 ぺこっと頭を下げながら言うと

「いえ、いつでも聞いてください。あ、でも授業は出来れば聞いて欲しい、かな?」

「は、はい、」

「フフ。ワーク以外でも英語で何かわからないことあればいつでも聞いてください。放課後は日によっているところは違うんですけど職員室かたまに図書室にいることもあるので。」

「はい。それでは失礼します。」

「お気をつけて。」