この場所で始まる恋

 次の日の4限。昼休みからうきうきしている女子たちの雰囲気から時間割を見なくても何の授業があるか分からされる。チャイム後、始めます。の掛け声で号令がかかり授業が始まる。さすがに昨日言われたから寝そうになるわけにはいかないと気合を入れてたけど今日はそのかいもあってが全然眠たくならずに終了のチャイムが鳴った。授業後、明日夏としゃべっていると明日夏の顔がパッと明るくなって私の上に視線がいくので何かと思い振り返るとさっきまで生徒に囲まれていた先生が立っていた。

「今日はちゃんと起きてましたね?」

と言われムッとした顔で

「いつもです。」

と少し圧を掛けるように返す。

「そうですね(笑)」

「絶対いじってる..」

「そんなことないです。」

「次、先生が困ってても助けませんよ?」

「それは困ります(笑)」

「なんか二人とも仲良くなったね。」

 先生とのやり取りを見ていた明日夏が唐突にそんなことを言い、は?といった顔で明日夏の方を見ると

「だって~こんなに話してるの見たことなかったから(笑)」

「それh」

「それは昨日、委員会ので頼まれた仕事を手伝ってもらったからですかね。」

 私の言葉を遮るように言う先生の言葉に賛同するように頷くとえ!聞いてない!と羨ましがる明日夏をめんどくさそうになだめる姿を微笑ましそうにに見ているけど悪態をつくような言い方で

「でも先生なら喜んで手伝ってくれそうな人いっぱいいそうですけどね。」

 ぼそっと言う。

「そんなことないですよ?あの時声かけてくれたの西原さんだけでしたし?」

 そう言い残すとそろそろ行かないと、と教室を後にした。

「へぇー珍しっ」

先生の言ったことに珍しいという顔で見てくる明日夏の視線にうるさいと言って前を向く。