明日夏とカフェに行ったときに先生への恋心を自覚した日から意識するとうまく会話できてた先生の会話もうまくいかなくて先生といるとドキドキしてしまってしょうがない。いっそのこと告白でもしてしまおうか?思うがさすがにそれはハードルが高い。そんなモヤモヤを抱えたまま帰宅していた時にふとお菓子屋さんが目に入る。
(そういえば夏休み勉強教えてもらったお礼してないな。)
吸い寄せられるように入店し、美味しそうに並ぶお菓子の中から悩みに悩んで焼き菓子のセットを手に取りお会計をする。受け取った焼き菓子の入った袋を嬉しそうに眺めルンルンで歩き、これを渡す時に言おうと決意する。そして次の日、手には忘れず昨日買った焼き菓子の紙袋を持ってドキドキした気持ちでいつもより気合を入れて学校へ向かう。しかしこんな日に限って先生の授業はなく学校でも見かけない、気がつけばもう終わりのホームルームの時間で朝のドキドキしていた気持ちも少し落ち込み気味になり机にうっぷして横を見ると机の横にかかる紙袋を見つめると近くにいた女子の会話が聞こえてきた。
「ねぇねぇ昨日のドラマ見た?」
「見た見た!めっちゃ最高だったー!」
どうやら昨日放送していたドラマの話をしているらしい。このまま聞き続けるのも良くないからと腕を組んでその上に顔をのせ目を瞑る。
「先生と生徒とか禁断だよね~」
「分かるー!ドキドキ止まらなかった!」
聞かないようにしようと思っていたが自分の置かれている状況に似すぎているその会話の内容が気になったしまい体制はそのままに聞き耳を立てる。
「ああいうのちょっと憧れるかも~」
「わかる~!でもさ二人の恋仲が疑われてざわついた回はさすがに見てて焦ったわ(笑)」
「確かに。二人とも辛そうで見てられなかったー。」
「でも実際にあったら本当に問題になるし先生側も辞めさせられるよね、、」
「先生と生徒の壁は厚い、、」
ズキン―。浮かれていた気持ちに雷委が落とされたかのような衝撃に陥る。そして聞かなきゃよかったと後悔する気持ちと恋に浮かれていた自分の頭が冷静になった。そうだ、先生と生徒なんて恋してはいけない、、もしこの想いが叶ったとして結ばれることはない。だってそんなことになれば先生側に100%迷惑がかかってしまうし最悪先生をやめざるを得なくなる。一気に現実に戻りどうしようもない気持ちになりその後始まった帰りのホームルームの話は一つも耳に入ってこなかった。とはいうもののせっかく買ったお菓子を無駄にするのも嫌だし、そもそもこの恋が叶うことはないのだからせめて夏休みに勉強を教えてもらったおれいだけちゃんと言ってこの恋は忘れようと思い足を何とか動かし職員室へ向かう。
段々と近づく目的地に気持ちが重くなるが何とか切り替えないと、と気持ちを何とか切り替えようとする。
「あれ?西原さん?」
なんてタイミングが悪いんだ、、振り返らなくても分かるその声にいつもならうれしいはずなのに今はどうしても落ち込む気持ちが増す材料にしかならない。振り返る前に一度深呼吸をしてから笑顔を作り振り返る。
「先生、こんにちは。」
「こんにちは。奇遇ですね?」
「ですね、、」
いつもならもっと言葉が出るはずなのに今は出てこない、でもなにかしゃべらないとと何とか会話を絞り出す。
「職員室ですか?自分も今向かうところで。」
「あ、香坂先生に用があって職員室に行こうとしてて!」
「僕に用ですか?」
不思議そうに見つめてくる先生に手元に持っていた紙袋を突き出すと驚いている先生が何ですか?と聞く前に
「これ、夏休みに勉強教えてもらってお礼してなかったなって思って焼き菓子なんですけどよけれべ受け取ってください!」
勢い任せにそれでいて目を合わせたら感情が溢れてしまいそうだからうつむいたまま言う。
「そんな!わざわざ気を使ってもらわなくてもいいんですよ。私の仕事ですし。」
ズキッと心が痛むのを感じる。『私の仕事』その言葉に先生は間違ったことは言ってないのに涙が出そうになる。先生が優しいのも私に勉強を教えてくれるのも決して私が”特別”だからではない。たくさんいる生徒の一人として接してくれているだけのこと、それを勝手に勘違いして恋して舞い上がって浮かれていただけ、分かっていたけど言葉になるとずしっと重しのようにのしかかる。なんとか泣きそうなのを悟られないように必死に笑顔を作って
「いえ、私が渡さないと気にするので!もしいらなかったら他の人に上げてもらっても構わないので。」
だからこれだけでも受け取ってという気持ちを押し付けるように持っている紙袋を先生の方へもう一度突き出すと折れてくれたのかそれならと受け取ってくれて安心する。そして一度も視線を上げることもなく
「それでは失礼します、!」
一礼し足早に先生の横を通り過ぎようとしたときにパシっと腕を掴まれて振り返ってしまった。
(なんで、、?)
なんでそんなに先生が心配そうな顔をしているの?早く行かないと涙が出てしまいそうだから早く話を切り上げるようにもう一度笑顔を作って
「どうしました?すみません、この後用があって、、」
「何かありましたか?」
食い気味に聞かれたことになんでそんなこと聞くのかと思いつつも何でもないという顔をして
「何もないですよ?」
何でもないという私に未だ疑うように心配そうに見てくる。
「ほんとうですか?すみません、でもいつもの寂しそうに見えます。なにかあるなら話ぐらいなら聞けますよ?」
(あぁやめて欲しい、、)
先生のその優しさは今は私をより傷つけるだけだなんだ。もう溢れる寸前の気持ちを何とか押し込めて
「ほんと何でもないです!心配かけてすみません!それじゃあ。」
掴まれてた腕が先生の手からスルっと抜けて今度は振り返ることもなくその場を去る。早く学校から立ち去るように駅に向かい電光掲示板を見ると電車が来るまでまだ時間があった。ホームの席に座ると
「ひッ、!ぐすッ、、!」
さっきまで抑えきれていたはずの涙が溢れて止まらない。早く泣き止まないと今は誰もいないけど人が来たら引かれてしまう、分かっているのに一度出た涙は溢れだしたかのように止まらない。
終わったんだ、想いを伝えることもできずに。電車が来るまでひとしきりない泣いてこの恋に終止符を打つ。それからは最初は引きづりもしてたがそれは時間が解決してくれて気持ちもだんだん落ち着いてきた。先生はという仲良くなる前のように先生の授業は淡々と受けて、目で追うこともなくなったし、先生が話しかけようとしてる素振りを感じてもサラッとどこかに行くようになって関わることもなくなった。
(そういえば夏休み勉強教えてもらったお礼してないな。)
吸い寄せられるように入店し、美味しそうに並ぶお菓子の中から悩みに悩んで焼き菓子のセットを手に取りお会計をする。受け取った焼き菓子の入った袋を嬉しそうに眺めルンルンで歩き、これを渡す時に言おうと決意する。そして次の日、手には忘れず昨日買った焼き菓子の紙袋を持ってドキドキした気持ちでいつもより気合を入れて学校へ向かう。しかしこんな日に限って先生の授業はなく学校でも見かけない、気がつけばもう終わりのホームルームの時間で朝のドキドキしていた気持ちも少し落ち込み気味になり机にうっぷして横を見ると机の横にかかる紙袋を見つめると近くにいた女子の会話が聞こえてきた。
「ねぇねぇ昨日のドラマ見た?」
「見た見た!めっちゃ最高だったー!」
どうやら昨日放送していたドラマの話をしているらしい。このまま聞き続けるのも良くないからと腕を組んでその上に顔をのせ目を瞑る。
「先生と生徒とか禁断だよね~」
「分かるー!ドキドキ止まらなかった!」
聞かないようにしようと思っていたが自分の置かれている状況に似すぎているその会話の内容が気になったしまい体制はそのままに聞き耳を立てる。
「ああいうのちょっと憧れるかも~」
「わかる~!でもさ二人の恋仲が疑われてざわついた回はさすがに見てて焦ったわ(笑)」
「確かに。二人とも辛そうで見てられなかったー。」
「でも実際にあったら本当に問題になるし先生側も辞めさせられるよね、、」
「先生と生徒の壁は厚い、、」
ズキン―。浮かれていた気持ちに雷委が落とされたかのような衝撃に陥る。そして聞かなきゃよかったと後悔する気持ちと恋に浮かれていた自分の頭が冷静になった。そうだ、先生と生徒なんて恋してはいけない、、もしこの想いが叶ったとして結ばれることはない。だってそんなことになれば先生側に100%迷惑がかかってしまうし最悪先生をやめざるを得なくなる。一気に現実に戻りどうしようもない気持ちになりその後始まった帰りのホームルームの話は一つも耳に入ってこなかった。とはいうもののせっかく買ったお菓子を無駄にするのも嫌だし、そもそもこの恋が叶うことはないのだからせめて夏休みに勉強を教えてもらったおれいだけちゃんと言ってこの恋は忘れようと思い足を何とか動かし職員室へ向かう。
段々と近づく目的地に気持ちが重くなるが何とか切り替えないと、と気持ちを何とか切り替えようとする。
「あれ?西原さん?」
なんてタイミングが悪いんだ、、振り返らなくても分かるその声にいつもならうれしいはずなのに今はどうしても落ち込む気持ちが増す材料にしかならない。振り返る前に一度深呼吸をしてから笑顔を作り振り返る。
「先生、こんにちは。」
「こんにちは。奇遇ですね?」
「ですね、、」
いつもならもっと言葉が出るはずなのに今は出てこない、でもなにかしゃべらないとと何とか会話を絞り出す。
「職員室ですか?自分も今向かうところで。」
「あ、香坂先生に用があって職員室に行こうとしてて!」
「僕に用ですか?」
不思議そうに見つめてくる先生に手元に持っていた紙袋を突き出すと驚いている先生が何ですか?と聞く前に
「これ、夏休みに勉強教えてもらってお礼してなかったなって思って焼き菓子なんですけどよけれべ受け取ってください!」
勢い任せにそれでいて目を合わせたら感情が溢れてしまいそうだからうつむいたまま言う。
「そんな!わざわざ気を使ってもらわなくてもいいんですよ。私の仕事ですし。」
ズキッと心が痛むのを感じる。『私の仕事』その言葉に先生は間違ったことは言ってないのに涙が出そうになる。先生が優しいのも私に勉強を教えてくれるのも決して私が”特別”だからではない。たくさんいる生徒の一人として接してくれているだけのこと、それを勝手に勘違いして恋して舞い上がって浮かれていただけ、分かっていたけど言葉になるとずしっと重しのようにのしかかる。なんとか泣きそうなのを悟られないように必死に笑顔を作って
「いえ、私が渡さないと気にするので!もしいらなかったら他の人に上げてもらっても構わないので。」
だからこれだけでも受け取ってという気持ちを押し付けるように持っている紙袋を先生の方へもう一度突き出すと折れてくれたのかそれならと受け取ってくれて安心する。そして一度も視線を上げることもなく
「それでは失礼します、!」
一礼し足早に先生の横を通り過ぎようとしたときにパシっと腕を掴まれて振り返ってしまった。
(なんで、、?)
なんでそんなに先生が心配そうな顔をしているの?早く行かないと涙が出てしまいそうだから早く話を切り上げるようにもう一度笑顔を作って
「どうしました?すみません、この後用があって、、」
「何かありましたか?」
食い気味に聞かれたことになんでそんなこと聞くのかと思いつつも何でもないという顔をして
「何もないですよ?」
何でもないという私に未だ疑うように心配そうに見てくる。
「ほんとうですか?すみません、でもいつもの寂しそうに見えます。なにかあるなら話ぐらいなら聞けますよ?」
(あぁやめて欲しい、、)
先生のその優しさは今は私をより傷つけるだけだなんだ。もう溢れる寸前の気持ちを何とか押し込めて
「ほんと何でもないです!心配かけてすみません!それじゃあ。」
掴まれてた腕が先生の手からスルっと抜けて今度は振り返ることもなくその場を去る。早く学校から立ち去るように駅に向かい電光掲示板を見ると電車が来るまでまだ時間があった。ホームの席に座ると
「ひッ、!ぐすッ、、!」
さっきまで抑えきれていたはずの涙が溢れて止まらない。早く泣き止まないと今は誰もいないけど人が来たら引かれてしまう、分かっているのに一度出た涙は溢れだしたかのように止まらない。
終わったんだ、想いを伝えることもできずに。電車が来るまでひとしきりない泣いてこの恋に終止符を打つ。それからは最初は引きづりもしてたがそれは時間が解決してくれて気持ちもだんだん落ち着いてきた。先生はという仲良くなる前のように先生の授業は淡々と受けて、目で追うこともなくなったし、先生が話しかけようとしてる素振りを感じてもサラッとどこかに行くようになって関わることもなくなった。
