「なにしたの」
「それ、俺の番号」
言われて見てみれば、どこかに電話をかけたらしく発信履歴に名前のない番号が残っている。
「勝手なことしないでよ」
「またラーメン食べに行こうぜ」
「はっ?!」
男は、に、と笑った。
「あんたの食べっぷり、気にいった。いいなあ。一緒に飯食うの楽しそう」
「だからって、なんで私が付き合わなきゃいけないの?」
「言ったろ? 俺、一人で飯食うの嫌なんだよ」
「それはもう聞いた。だからって、なんで私が」
「いいじゃん。またお前がラーメン食うの見てみたい」
そんな風に言われたら、食べづらくなる。
男もそう思ったのかそれ以上はこちらをみることなくスマホを弄っていた。
最後、スープまできっちりと飲んでごちそうさまをする。
おいしかったあ。いいな、ここ。また来てみよう。
「それ、俺の番号」
言われて見てみれば、どこかに電話をかけたらしく発信履歴に名前のない番号が残っている。
「勝手なことしないでよ」
「またラーメン食べに行こうぜ」
「はっ?!」
男は、に、と笑った。
「あんたの食べっぷり、気にいった。いいなあ。一緒に飯食うの楽しそう」
「だからって、なんで私が付き合わなきゃいけないの?」
「言ったろ? 俺、一人で飯食うの嫌なんだよ」
「それはもう聞いた。だからって、なんで私が」
「いいじゃん。またお前がラーメン食うの見てみたい」
そんな風に言われたら、食べづらくなる。
男もそう思ったのかそれ以上はこちらをみることなくスマホを弄っていた。
最後、スープまできっちりと飲んでごちそうさまをする。
おいしかったあ。いいな、ここ。また来てみよう。



