私の人生を変えてくれた人 3 後編


「んー………
 香音ちゃん、もう少しだけつけててもらえるかな
 まだ外すにはちょっとね……」

「………………」

岩本は何も話さない

「岩本、もう少しだけつけてようね」

そして私の服を掴んでいた右手を握った

「香音ちゃん、誰か話せる人いるかな
 おばあちゃんとかでもいいし……」

「…………………お兄……ちゃん……」

「お兄さんか………
 今、何歳かな?」

「………………高2……」