「………………っ!」
「それに……………香音の家族は精神的にきてます
母親は見つかりましたが………亡くなりました
それに加えて香音も……………
…………絶望的なのは分かってます
でも信じてるんです、香音は無事だと
だから今は…………そっとしておいてください」
「……………すみません
無神経なことを…………」
「いえ…………待ってる人がいるので俺はもう行きますね」
俺は男の子の母親と別れ、幸輝のところへ向かった
ロビーに着くと幸輝は机に伏せていた
「こう……き…………」
近づくと微かに泣き声が聞こえた


