私の人生を変えてくれた人 3 後編


「じゃあどうして………今になって聞いたんだ?」

「やっと落ち着いたっていうのもあるけど…………同じ夢を……何度も見たんだ
 顔は分からなかったけど………優しい声で私の名前を何度も呼んでいるの…………香音って……」

「……………………」

「その声を………どこかで聞いたことがあるような気がするのに……思い出せなくて……
 でも…………凄く安心する声で…………その人が…凄く大切だった気がした」

「うん……」

「だからずっとそのことが引っ掛かっていて………モヤモヤしていたから………どうしても知りたくなった…………引っ越す前に」