しばらくして高橋先生は戻ってきた 「高橋先生……どうでした…?」 「………………あちらで話しましょう」 高橋先生に案内されたところは普段、家族に病状を説明するときに使う部屋だった その部屋に行き、椅子に座った 「早速ですが…………香音ちゃんの体に何か異常があるようには見えませんでした」 「そうですか……」 「はい 多分、ストレスが原因で一時的に記憶が失われているものだと思います」