しばらくして再びお母さんが口を開いた 「香音……高橋先生から聞いたよ 香音も聞いたんだよね?」 「うん……」 お父さんもお母さんも私を見た 「なぁ香音、治療…しないのか?」 お父さんが言いにくそうにそう言った 「…………………」 「お金のことは気にしなくていいんだよ 香音が生きていてくれれば俺達はそれでいいんだ」 「……………ごめん……受けたくない……」 「どうして?」 今度はお母さんが聞いてきた