「いいから、ほら」
「そうだよ、ママ。あーん!」
凛も加わって言われては、食べさせてもらわないわけにはいかなくなる。
覚悟を決めて髪を耳にかけ、少しだけ前のめりになって口を開いた。
「はい、どうぞ」
「どーぞ」
ふたりに言われながら遼生さんに食べさせてもらったパンケーキは、生クリームがたっぷりで甘い。
「ママ、おいしい?」
「うん、すごくおいしい」
恥ずかしくて正直、甘いしか感想が出ないけれど、目の前で嬉しそうに笑うふたりを見ていたら幸せで胸がいっぱいになっていく。
「今度は凛がママにあーんしてあげる」
「本当? ありがとう」
ただ一緒に食事をしているだけなのに、幸せすぎて泣きそう。私……本当はずっとこうやって遼生さんと凛と、何気ない日常を三人で過ごしたかったのかもしれない。
遼生さんがいつか、記憶を取り戻すかもしれない。そうしたら手のひらを返される可能性がある。
「そうだよ、ママ。あーん!」
凛も加わって言われては、食べさせてもらわないわけにはいかなくなる。
覚悟を決めて髪を耳にかけ、少しだけ前のめりになって口を開いた。
「はい、どうぞ」
「どーぞ」
ふたりに言われながら遼生さんに食べさせてもらったパンケーキは、生クリームがたっぷりで甘い。
「ママ、おいしい?」
「うん、すごくおいしい」
恥ずかしくて正直、甘いしか感想が出ないけれど、目の前で嬉しそうに笑うふたりを見ていたら幸せで胸がいっぱいになっていく。
「今度は凛がママにあーんしてあげる」
「本当? ありがとう」
ただ一緒に食事をしているだけなのに、幸せすぎて泣きそう。私……本当はずっとこうやって遼生さんと凛と、何気ない日常を三人で過ごしたかったのかもしれない。
遼生さんがいつか、記憶を取り戻すかもしれない。そうしたら手のひらを返される可能性がある。



