なんとか、保健室に留まることを許されたので、 静かに、女の子が座っている長椅子に腰を下ろした。 話しているときには気づかなかったが、長椅子の前に置かれているテーブルには耳栓のようなものが置いてあった。 耳栓...? その耳栓が何のためのものなのか気になったが、あまりじろじろ見るわけにもいかず、気づかないふりをした。 保健室には、静かな時間が流れる。