「...」 少しの間、食卓に沈黙が流れた。 お母さんと弟は何も言わず、 時折お父さんの反応を伺っている。 「...楓、 そもそも人を殺すということが間違っているんだ。」 お父さんの低い声がリビングに響く。 「”自殺”というのは、自分を殺すと書く。 あれも殺人だ。 人を殺すということなんだよ。 人を殺すということは、何があってもしてはいけないことなんだ、 わかるな?」