私たちも 「はーい。」 と返事をして、 立ち上がるふりをした。 先生がいなくなったのを確かめて、 「どうだった?」 葛生君が聞いてきた。 「うん、うまく行ったと思う。」 そう答えると葛生君はほっとした表情を浮かべて、 本棚に寄りかかるようにして 床に座り込んだ。