俯き加減で髪で顔を隠す。 そのまま、先生の頭に自分の頭を近づける。 先生は本を拾うことに夢中になっていて、 全く気づいていないみたい。 軽く触れたまま、急いで記憶を書き加える。 ”瀬名美弥は転校する” 書き加えは完了したけれど、 最後にダメ押しで、 わざと先生の手に触れようとした。 けれど、これは失敗に終わった。