ただ見慣れた景色が右から左へと流れていく。 どうせだったらその時間に何かすればいいのだが、学校終わりのこの疲れた時間帯にわざわざ何かしようという気持ちも起きない。 徐々に日が落ちて、車窓にうっすらと反射する車内の人の影が映るようになってきた。 ぼーっとしていて気付かなかったが、隣に立っている人も同じ制服を着ているのが目に入った。 ...珍しいな、こんなところまで同じ制服の人がいるなんて 学校の最寄り駅からはもうだいぶ走ったと思う。