「え...」 美弥ちゃんが、言葉を詰まらせた。 「...苦しみがない世界? お前、そんなもんが本当にあると思ってんのかよ。」 葛生君の声はますます怒気を帯びていた。 「...今の苦しみを忘れられるなら、 どうする?」 続け様にそう投げかける。