そう言った瞬間、 葛生君の背後にバサッと音を立てて 真っ黒い大きな翼が広がった。 光に透けてよく見えないけれど、 そこに確かに大きな翼がある。 そういえば、聞いたことがある。 死神は、天使と見紛う姿でやってくると。 ...葛生君が、そうだったのか。