葛生君の視線が美弥ちゃんに移る。 私もつられて、美弥ちゃんの方に視線を移す。 彼女の足元に、ポツポツと水跡ができている。 微かに聞こえるしゃくりあげる声と共に、肩を震わせているのが分かる。 「...お前には関係無い。」 葛生君は美弥ちゃんの方を向いたまま、そう言った。