「葛生、香木、この後少し残ってくれないか」 先生に呼び止められ、HR終了後の教室で先生のことを待つ。 先生は何かを取りに職員室に戻ると言って教室を出て行ってから、しばらく戻ってこない。 「...」 誰もいなくなった教室に、静かな沈黙が流れる。 ...き、気まずい ちらっと横目で葛生君の様子を伺ってみるけれど、スマホをいじったままこちらを気にする様子もない。