リスタート



葛生君はきっと、私が瀬名美弥と接触していたことを知っている。


もしかしたら、彼女の後を追いかけていたのを見られていたのかもしれない。


「…」


これ以上はぐらかすのは、野暮ってものだ。


葛生君は、瀬名美弥に手を指し伸ばそうとする私が気に入らないのだろう。