あの朝の電車で見た、美弥ちゃんと同じ表情をしていた。 覚悟を決めた、戦いにでも行くかのような、あの表情。 少しでも触れてしまえば壊れてしまいそうな、脆さを含んだ、張りぼての強さだ。 きっと、私では想像もできないくらい葛藤して、覚悟を決めてるんだと思う。 「…」 私は正直、なんと声をかけていいのか、わからなかった。