私が彼女を見かけるときは、今にも崩れてしまいそうな脆さを感じる場面ばかりだったけれど、本来の彼女はもっと活発で元気な女の子なのかもしれない。 「この時間はいつもこの部屋にいるの?」 「えっと……まあ、たまに…」 いままでの口調とは一変して、口ごもる。 しまった、と思った。 いろいろと話してくれたことに気を緩めすぎてしまい、急に踏み込みすぎてしまったようだ。