「この時間眠くなるよね」 「そうですね」 さっき、本校舎のほうでは授業の開始を知らせるチャイムが鳴っていたから、各クラスでは既に授業が始まっているはず。 それなのに、ここは本校舎から離れているせいか、どこかのクラスから授業の声が漏れ聞こえてくるなんてこともない。 ただただ、静かなゆっくりとした時間が流れている。 本当に学校にいるのだろうかと思ってしまうほど、なんというか「平和」だ。