可愛いご令嬢様とその家族と仲間達

[ピーンポーン!]
美優は、階段を下りインターホンに向かった。
インターホンにむかい話しかけた。
美優「はい。」
凛「俺だけど。凛。」
美優「今、行きます。」
そう言って玄関にむかい、ドアを開けて、玄関前の階段を下りていく。
美優「お父さんに話したらね、せっかくだから、ご馳走なりなさいって言ってた。だから、ご馳走なりますね。」と、美優は、続けた。
凛「ああ。じゃあ、行こうか?」
美優「うん。」
2人は、凛の家へ入っていった。
美優「こんにちは。お邪魔します。隣りに越してきました。龍崎美優です。一人暮らしですが、たまに、家族が来ますので、家族共々よろしくお願いします。」
「まあ。ご丁寧にありがとう。」と、凛の母が言った。
「こちらこそよろしく。」と、凛の父が、言った。
凛の母「さあ、食べましょう。」
美優「この度は、お招きありがとうございます。」
凛の父「硬っ苦しい挨拶は、抜きにしよ?」
美優「はい。ありがとうございます。」
凛、凛の母、凛の父「いただきます。」
後に続き美優が、「いただきます。」と、言った。
~~~
凛の父「ご馳走様でした。」
凛の母「ご馳走様でした~。」
凛「ご馳走様」
美優「ご馳走様でした。とても美味しかったです。今度、私もご馳走しますね。」
凛の母「あら。いいわよ。大変じゃない。」
美優「美味しいかどうかは、わからないけど、お世話になってばかりでは、いけないので。」
凛の父「子供なんだから、そんなに気を使わなくていいんだよ。ご丁寧にありがとう。それより、凛の事よろしくね。」
美優「こちらこそありがとうございます。はい。こちらこそよろしくお願いします。」
凛「言っとけど彼女じゃねぇかんな。」
美優「えっ!?か、彼女!?」
凛の父「わかってるよ。」
美優「ビックリした。」
凛の父「ビックリさせてごめんね(笑)」
美優「片付けは、私が、やります。」
凛の母「いいのよ。ゆっくりして。そんなに気を使ってたら、疲れちゃうでしょ?」
美優「大丈夫です。」
凛の母「ダメよ。ゆっくりしてて。」
美優「はい…。」
凛「俺もやれば、文句ねぇだろ?」
凛の母「あら。片付けするの?」
凛「気いつかってんだ。片付けしなくてもこの先何か買ってきたりするぞ。だったら、ただの片付けで済ます方がいいだろ?」
凛の父「そうだな。やってもらおうか?」
凛の母「そうね。お願いしようかしら。」
凛「って、事だから、一緒に片付けしようか?」
美優「うん。ありがとう。」
みんなで食器を台所に運んだ。
凛の母「じゃあ、お願いね。」
美優「はい。」
2人は、食器を洗い始めた。

美優「終わりました。鬼頭くん、付き合わせちゃってごめんね。」
凛「別に。ってか、あんま気使ってると、ウザがられんぞ。」
凛の母「凛!!」
美優「ありがとう。私、ウザかったのかな?」
凛「とりあえず、コーヒーでいい?」
美優「私、もう帰る。」
凛「また、気使ってんだろ?ゆっくりしてけよ。」
美優「うん。わかった。」
凛「で?イジメてるやつって、白石杏里(しらいしあんり)って奴だったりして?」
美優「何で知ってんの!?」
凛「鹿野小学校の奴に聞いた。みんなで止めてもダメなんだって?」
美優「うん。」
凛「ほら。」と、言ってコーヒーを差し出した。
美優「ありがとう。」
凛「ああ!ブラックで平気?」
美優「うん。大丈夫。」
凛の母「鹿野小学校ってこっから、3時間くらいのとこよね?転校してきたの?」
美優「はい。イジメが原因で、中学から、違う学校になりました。」
凛の母「お友達もいたでしょ?大変ねぇ。」
美優「はい。いました。でも、お父さんが、杏里ちゃんの両親も困ってるし、金があるうちが転校するしかないじゃないかって。」
凛の父「金があるって事は、お金持ちなんだ?もしかして、お父さんってビューティージャンティの社長さん?」
美優「会長です。まだまだ早いけど、結婚のことも考えて家建てようってなって。でも、あんなに大きなお家だとは、思いませんでした。お父さん、バカ。」
凛の父「そうなんだ。確かに大きいね。うちも大きい方だけど、それよりはるかにデカい。」
凛「で、イジメられるようになったきっかけってあんの?」
美優「ないよ。気付いてないだけかもしれないけど、先生達にも聞かれたんだけどね。杏里ちゃんとは、話した事もなかったし、席が隣になった事もなかったからね。急に始まったの。酷い時には、チョークの粉机の引き出しの中にいっぱい入ってたりしてた。多分どうにかして削ったんだろうね。」
凛「頑張るな。殴られたりは?」
美優「殴られた事はないけど、階段から突き落とされた事ある。」
凛「それって。小3くらいの時じゃね?」
美優「そうだよ。また、何で知ってるの!?」
凛「せんこうって森村遥一(もりむらよういち)だろ?」
美優「うん。でも、何で知ってるの?それも小学校の人から、聞いたの?」
凛「俺のダチの親が、森村遥一。」
美優「そうなんだ?じゃあ、この辺りに住んでるの?」
凛「ああ。川沿いの住宅の前の道を20分くらい荒井学園の方に歩いて行くと家ある。愛華って名前の女なんだけど、その親。」
美優「そうなんだ!?でも、先生には、会えない。泣かせちゃったもん。」
凛「お前が、悪いわけじゃねぇだろ?ちょっと待ってろ。」
そう言って凛は、携帯で電話をかけ始めた。