可愛いご令嬢様とその家族と仲間達

ぞろぞろと、6人が、体育館裏にむかって歩いてる。
入口について、入ろうとすると、1番前にいた凛(りん)が、先客が、いることに気づいた。
「こんなとこに来る人いるんだ。」と、凛は、呟いた。
それに反応して、すぐ後ろにいた亮(りょう)が、「なになに?誰かいんの?」と、聞いてきた。
「うん。」と、凛は、答えた。
すると、亮は、「やめとく?」と、聞いた。
凛は、「いや、大丈夫。」と、言った。
6人は、次々と、入っていくと、それぞれ座ってタバコに火を付け始めた。
他にも人が、いることに気付いた修哉(しゅうや)は、「あれ?女の子!!」と、言った。
「今頃?俺入ってくる時に気付いたけど。」と、凛は、言った。
修哉は、「あっ、そうなの。」と言った。
凛は、何を思ったのか、女の子に近づき、「何してんの?」と、聞いた。
すると、美優(みゆ)は、「タバコ吸ってるの。」と、言った。
「何吸ってるの?俺は、これ。マルメンライトのロング。」と、言って凛は、タバコを見せた。
「私もだよ。」と言って、美優もタバコを見せた。
その2人の様子に5人は、驚いたような顔で見ていた。
タバコを吸い終えると、男6人は、そこを後にした。
修哉が、「凛!何話したの?」と、聞いた。
凛は、「タバコの事。」と言った。
修哉「凛が、女の子に自分から話しかけるなんてなぁ。気になった?」と、聞くと、「まあな。」と、凛は、言った。
その言葉にまた、5人は、驚いた。
「好きなりそう?」と、ニヤリとしながら、修哉が、聞くと「そんなわけねぇだろ!」と、凛は、言った。
修哉「何で?わかんないじゃん。」
凛「女は、顔いいと調子乗る。それに、女は、ウザい。」
修哉「じゃあ何で話しかけたの?」
凛「大人しそうだったから。」
修哉「あっ、そう。」

6人は、たまり場にしている保健室に戻ると、「たっだいまー!」と、言いそれぞれに座った。
恭介「なあ、阿久津(あくつ)。さっき、凛がな、女の子に話しかけた。」
「おお!それは、どう言う心境の変化だ?」と、保健の先生、阿久津が言うと、「このままじゃダメかなあって思って…」と凛が、言った。
阿久津「そっか!よく頑張った!いい事だ。で?その子名前なんて言うの?」
凛「あ…。聞き忘れた。」
「はあ!?」と、そこに居た5人は、声を揃えて言った。
2人の女の子も驚いた顔をした。
「普通聞くだろ!」と、恭介(きょうすけ)が、言った。
「忘れたんだから、仕方ねぇだろ。」と、凛が、言うと、「まあ、女に興味ねぇ凛だから起こりうる事だろうな。」と、恭介が、言った。
凛「興味ねぇわけじゃねぇよ。興味なかったら、話しかけねぇよ。」
恭介「確かにな。」
「その子可愛かった?」と、愛華が聞いた。
「普通かなあ?」と、凛は、答えた。
「髪の毛長かったよな?」と、修哉が、言うと、凛は、「確かに長かった。腰くらいまであるんじゃね?」と、言った。
「そろそろ帰るか?」と、恭介が、言うと、「そうだな。」と、修哉が、言った。
すると、それぞれに立ち上がりカバンを持ち保健室から、出た。
「じゃあな。阿久津!」と、修哉が、言うと「おお。気をつけて帰れよ!」と、阿久津が、言った。