数日後。
春の暖かい日差しの中、私は学校へ向かいながら愛について考えていた。
桐谷様の幸せ、でもそれを取ってしまうと会社が持たない。
父親はそれでも娘には幸せになって欲しいと言っていたと聞いた。
この選択が正しいのかどうか分からないけれど……幸せになってほしい。
「恋愛って、難しいなぁ……。」
「唯、誰かに恋してんの!?」
いきなり真横で話しかけてきた、世那だ。
「なによ私が恋愛で悩んだらおかしい?まぁ恋してんの、って言われたらしてないんだけどさぁ…。」
ほっと胸をなでおろす世那。
何なのよこいつ!ばかにしてんなー!
「悪かったわね、悩む相手もいなくてさ!たくさんいるセナよりマシでしょ!」
ぷんすこしながら私が言うと、世那は反論してきた。
「最近はみーーーーんな、断ってますー!俺、決めたの!ちゃんと好きな人に好きになってもらえるように努力しようって!」
それは至極当たり前のことだな。
今更それに気づいたのか……まぁ、気づいただけマシか。
「セナそんなに好きな人いたのかー、羨ましいな、人を好きになれるって。私は人を好きになる前に人間不信になりそうだよ……。」
人間不信。
まあほんとになりそお。
私が私のやっていることを信じきれてない。
正しいのか、間違っているのか。
「……ねー、セナ。好きな人同士なのに、別れるって、どう思う?」
ぎょっとした顔をしながら、ちょっと考えたあと世那は答えた。
「ほんとに好きなら、一度別れてもまた出会うよ。何度でも、生まれ変わってでも。」
意外とロマンチストだな、おい。
思考回路が乙女だからこいつモテるんだよなあ〜。
「……じゃあ俺も聞くけど、唯はどう思う?」
私?
わたしは……違う人と赤い糸が繋がっていったのを、視てしまった。
なので選択肢はひとつ。
「……私は、違う人と付き合っていくのかなぁって思う、かな?」
ふぅ、とため息をつきながら世那が言った。
「ほんと唯はリアリストだなぁ。現実はそうかも知れないけど、そうじゃなくなって欲しいって思っちゃうじゃん?……いつか俺をまた見てくれるんじゃないかって、ほんとに好きならそう思っていたいなぁ。」
期待、かぁ。
世那の言いたいこともわかるな。
まぁ私だってそうあってほしいと思うよ、ほんと。
でも大人の恋って色々な事情のもとにあるんだろうってことを知った。
桐谷様みたいなのは、特例だとは思うけど。
遠距離だったり、仕事が忙しかったり。
みんなみんな、色んな事情を抱えて生きている。
(自由に恋愛できるのなんて、学生時代しかないのかもしれないな。)
……とすると、私は人生を無駄にしてるな……。いやそんなことはないよね?
まだ現れないだけ、きっと。
(ん?そうだ!
私の赤い糸、視ればわかるんじゃない!?
そんなことに今気づいたのかー!!!!!)
己のアホさ加減にどびっくりしつつ、家に帰ったら早速やってみよーっと!と、ワクワクしながら1日を過ごした。
春の暖かい日差しの中、私は学校へ向かいながら愛について考えていた。
桐谷様の幸せ、でもそれを取ってしまうと会社が持たない。
父親はそれでも娘には幸せになって欲しいと言っていたと聞いた。
この選択が正しいのかどうか分からないけれど……幸せになってほしい。
「恋愛って、難しいなぁ……。」
「唯、誰かに恋してんの!?」
いきなり真横で話しかけてきた、世那だ。
「なによ私が恋愛で悩んだらおかしい?まぁ恋してんの、って言われたらしてないんだけどさぁ…。」
ほっと胸をなでおろす世那。
何なのよこいつ!ばかにしてんなー!
「悪かったわね、悩む相手もいなくてさ!たくさんいるセナよりマシでしょ!」
ぷんすこしながら私が言うと、世那は反論してきた。
「最近はみーーーーんな、断ってますー!俺、決めたの!ちゃんと好きな人に好きになってもらえるように努力しようって!」
それは至極当たり前のことだな。
今更それに気づいたのか……まぁ、気づいただけマシか。
「セナそんなに好きな人いたのかー、羨ましいな、人を好きになれるって。私は人を好きになる前に人間不信になりそうだよ……。」
人間不信。
まあほんとになりそお。
私が私のやっていることを信じきれてない。
正しいのか、間違っているのか。
「……ねー、セナ。好きな人同士なのに、別れるって、どう思う?」
ぎょっとした顔をしながら、ちょっと考えたあと世那は答えた。
「ほんとに好きなら、一度別れてもまた出会うよ。何度でも、生まれ変わってでも。」
意外とロマンチストだな、おい。
思考回路が乙女だからこいつモテるんだよなあ〜。
「……じゃあ俺も聞くけど、唯はどう思う?」
私?
わたしは……違う人と赤い糸が繋がっていったのを、視てしまった。
なので選択肢はひとつ。
「……私は、違う人と付き合っていくのかなぁって思う、かな?」
ふぅ、とため息をつきながら世那が言った。
「ほんと唯はリアリストだなぁ。現実はそうかも知れないけど、そうじゃなくなって欲しいって思っちゃうじゃん?……いつか俺をまた見てくれるんじゃないかって、ほんとに好きならそう思っていたいなぁ。」
期待、かぁ。
世那の言いたいこともわかるな。
まぁ私だってそうあってほしいと思うよ、ほんと。
でも大人の恋って色々な事情のもとにあるんだろうってことを知った。
桐谷様みたいなのは、特例だとは思うけど。
遠距離だったり、仕事が忙しかったり。
みんなみんな、色んな事情を抱えて生きている。
(自由に恋愛できるのなんて、学生時代しかないのかもしれないな。)
……とすると、私は人生を無駄にしてるな……。いやそんなことはないよね?
まだ現れないだけ、きっと。
(ん?そうだ!
私の赤い糸、視ればわかるんじゃない!?
そんなことに今気づいたのかー!!!!!)
己のアホさ加減にどびっくりしつつ、家に帰ったら早速やってみよーっと!と、ワクワクしながら1日を過ごした。



