「……叔母さんが好きなんでしょ?」
紫はつい言ってしまった。
「……お前……」
「わかってますよ。でも誰にも言いませんから。安心して下さい。思ってるだけならいいんじゃないでしょうかね。行動したらだめですよ。そうだ、マッチングアプリ。院長から頼まれてましたから一緒に入りましょう」
「は?一緒に入るって何だ?俺が入るのを見届けるんだろ?」
「私も一緒に入ってみることにしました。料金は院長が出してくれるそうです。面白そうだし。いい人見つかるかも知れないし」
「……おい。お前何考えてんだよ」
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