「お知り合いですか?じゃあ、大丈夫ですね?」 イケメンは安心したのか、腰を伸ばして立ち上がってしまった。 「あ、あの……」 行かないで、という気持ちを込めてイケメンをじっと見つめる。 「はい。私は彼女の主治医ですのでご安心下さい」 光琉先生はそう言うと、私の側にしゃがんで左足首のとある場所を押す。 「いたあー!ひどいっ!先生」 光琉先生は何も言わずに、私の荷物を左手で持つと、私の左腕を首の後ろに回し、右腕で私の腰をしっかり支えて身体を寄りかからせてゆっくり立たせた。