まあ、儲かってるからいいか。私もこんな考え方できるようになったなんて、何よりの成長かもしれない。
会計とか管轄外だったからお金を見ることもなかったけど、具体的にわかるようになってきて、医療事務も少し学びはじめた。
座って出来る仕事だから、いいよね。
お腹が大きくなってきて、足に負担がでるようになり、古傷が痛み出した。
無理に歩くことをしないようにして、光琉の医療的なケアも受けつつ、大きくなってきたお腹を大切に毎日を過ごしている。
「紫、会いたかったわ」
そう言って、母がやってきた。
雪が降る前に一度見に来たいと言っていたのだ。
だが、結局積もってはいないけど、降ってからになってしまった。
「お母さん、具合どう?」



