ガラガラとカートを引いて、京介さんの後ろを行く。 「ほら、後ろにいないで、横に来て」 「?」 私の顔をじーっと見ている。 「なんですか?」 「君、親父が好きなの?」 「え?」 「いつも、親父のことじーっと潤んだ目で見てるよね。あんなおじさんが好みなの?」 私はびっくりして、赤くなってしまった。