「お子様だ」 「もうすぐ、二十四になるらしいわよ」 「へえ?」 「あなたも、三十七でしょ。考えないとね」 「お前に言われたくないね。俺がひとりでいたのは誰のせいだ?」 「人のせいにしないでくれる?決断できないくせに」 あかりはじっと光琉を見た。 「あなたの幸せを祈ってるわ」