「だって、足が動けなくなるようなことがあった時、一緒にいればすぐに診てあげられるけど、隣じゃ無理でしょ。玄関開けられないからこの間だって管理人に頼んだって言ってたじゃないの」

 「……わかった。合鍵を作るから。それならいいだろ?」

 「……そうね。襲っちゃダメよ」

 「俺にだって選ぶ権利がある。あんなお子様射程外だ。俺はお前みたいな女がいいんだ」

 「……彼女、顔は私に似てるでしょ?彼もそう言ってるもの」

 光琉は驚いてあかりを見た。

 「そうかもな」

 「しかも、私よりもずいぶん若い。ピチピチだわ」