車椅子で二週間ぶりに母の病室へ行く。
「紫、一体どうしたの?心配したわよ」
「お母さん、ごめんね。ずっと顔を見せなかったから心配してたでしょ?お母さん具合どう?」
母は相変わらず顔色が良くなかったが、元気はありそうでほっとした。
「……紫。怪我ひどくなったっていうのは本当なのね?どうしてこんなことになったの」
「うん。ちょっと使いすぎたみたい。前から痛かったんだけど、先生が診療してくれなくて……」
光琉は驚いて紫を見た。こいつ、どうしてこんなところでそんなこと言うんだ、信じられない。
「先生?どういうことですか?」



