彼女は後ずさりはじめた。 壁のほうへ移動しようとした。 俺は彼女の腕をつかむと、ベッドに押し倒した。 「どうしたの?光琉。変よ?」 声が震えている。 「俺が今日この時間にわざわざ来たのはどうしてかわからないのか?」 「……わからないわ」 「そうか。教えてやろうか」 俺は彼女の上にまたがり、片手で彼女の肩を押さえ、片手で顎をつかむと俺の顔の正面に向けた。