紫は彰と一緒に休み時間を過ごしたりして仲良くまた話すようになった。
「なんか、あきちゃんさ、本当にかっこよくなったよね。昔も人気者だったけど、可愛い感じだったのに。今はイケメンになったね」
にこにこする紫を彰は嬉しそうに見た。
「紫は相変わらずだな。いや、可愛くなったけどなんていうか、その天真爛漫な感じは変わってないよ。お前と話すとほっとする。田舎のばあちゃんみたいな感じ?」
紫は立ち上がって、ベンチに座る彰の背中を叩いた。
「ひどい。もう少したとえってものがあるでしょ?どうしておばあちゃんなのよ。私まだ二十二歳なんだから」
「そっか。専門学校卒だから若いんだよな。ていうか、紫ふたつも下だったんだな。いつもえばってたから知らなかった。ためかと思ってた。ま、保育園クラス分け適当だしね、年齢わかんないよな」



