大嫌いなキミに愛をささやく日

「!?」



え、どういうこと!?

ナル先輩と煌人って、どういう関係なの!?


まさか、この人……


鳳条グループから送られてきたスパイとか!?

もしもスパイだったら私はどうなるの?

まさか殺されるの!?



「(た、助けて……っ)」



一気に怖くなって、唇が震える。

これから自分の身に起こる事を想像したくないけど、顔つきがガラリと変わったナル先輩を見てると、どうしても恐怖を抱いてしまう。



「(怖い……っ)」



足が震える、目に涙がたまる。


怖い、助けて。

助けてよ、



「助けて……煌人!」



すると、その瞬間。

バキッと音がしたかと思うと、私の目の前に、大きな背中が立ちふさがった。


そして、次に聞こえたきたのは――