「(じゃあ私との会話なんて、とっくに飽きてるんじゃ……?)」
一抹の不安を抱いたものの、
先輩の煌人へ対する良いイメージは、今ここで正しておかないと――
そう思って「煌人という人物はですね」と、お節介な私の口が動く。
「煌人は自由奔放ですよ。
私が困ることなんかおかまいなしで、勝手に勝負をもちかけては、絶対に勝って去って行きます。
私と煌人が互いに名前で呼んでいるのも、急に煌人から勝負をもちかけられたからです」
「ふふ、そうだったんだね。名前呼びは、単に仲が良いからかと思った」
「とんでもない」と強めに否定して、続きを話す。
「それに、煌人はかなり自分勝手ですよ。自分が話したい話題を振っては、興味なさそうに”ふうん”とか”へぇ”で終わるし。
いくら私が好きな話題を振られても、煌人の反応がそれじゃ、全然面白くなくて」
私が熱く話していると、ナル先輩は「という事は」と探偵みたいに顎に手を添えた。
「鳳条くんは、いつも凛ちゃんの好きな話題を振ってくれるんだね」
一抹の不安を抱いたものの、
先輩の煌人へ対する良いイメージは、今ここで正しておかないと――
そう思って「煌人という人物はですね」と、お節介な私の口が動く。
「煌人は自由奔放ですよ。
私が困ることなんかおかまいなしで、勝手に勝負をもちかけては、絶対に勝って去って行きます。
私と煌人が互いに名前で呼んでいるのも、急に煌人から勝負をもちかけられたからです」
「ふふ、そうだったんだね。名前呼びは、単に仲が良いからかと思った」
「とんでもない」と強めに否定して、続きを話す。
「それに、煌人はかなり自分勝手ですよ。自分が話したい話題を振っては、興味なさそうに”ふうん”とか”へぇ”で終わるし。
いくら私が好きな話題を振られても、煌人の反応がそれじゃ、全然面白くなくて」
私が熱く話していると、ナル先輩は「という事は」と探偵みたいに顎に手を添えた。
「鳳条くんは、いつも凛ちゃんの好きな話題を振ってくれるんだね」



