大嫌いなキミに愛をささやく日

「はいはい、どういたしまして」



すると、そんな私たちを見ていた先輩が、とんでもない爆弾発言を投下した。



「えっと……二人は付き合ってるの?」

「え!そう見える、」
「いえ、違います」



興奮して席を立つ煌人と、すぐに否定する私。

食い違う意見に混乱する先輩と、ドン引きした目で私を見下ろす煌人。

え、私が悪いの……?



「凛、お前……」

「な、なに?本当の事を言っただけじゃん」

「うるせぇよ、くそ。涼しい顔しやがって……」



私にくれたはずのポテトを、どんどん口に運ぶ煌人。

どうやら何か地雷を踏んでしまったみたいだけど、掘り下げると面倒くさそうだからやめとこ。


先輩は察しがいいらしく「付き合ってないんだね」と納得した後に、おもむろに自己紹介を始めた。



「俺の名前は、かねn……」