大嫌いなキミに愛をささやく日

「(煌人は私のライバルで、宿敵で……。あ、そう言えば、煌人に告白されたんだっけ)」



あれ?

でも、煌人は……

私なんかに告白していいの?



――鳳条くんと恋人同士になって付き合えるわけじゃないしね
――だって、釣り合わないでしょ?
――御曹司の鳳条くんと、一般人の凛ちゃん



「……」



先輩に何か返事をしないといけないのに、出来なくて。思わず黙ってしまう。

そんな時に、トイレから戻った煌人が、私の背後から声を掛けた。



「よー、おまたせ。トイレが混んでてさ」

「! あ、煌人……」

「凛?」



煌人が私の顔を見て、驚いた顔をしている。



「凛、何かあった?」