大嫌いなキミに愛をささやく日

三田には荷が重かったか?と余裕をぶっこいて高みの見物をしていた俺。

だけど、その一秒後に。


俺の世界はひっくり返る。



『あ、煌人……っ』

『(あ、やべ)』(単純)



照れて顔が真っ赤になって、震えながら俺の名前を呼んでくれた凛に心惹かれてしまって。

その後は、ご推察どおり。

気づけば、俺はいつも、目で凜を追っていた。



『なぁ凛、ここ教えて』

『自分で分かるくせに。そういうのスゴイ腹立つ、陰湿』

『すご。1を言うと10の罵声が返ってくるじゃん』



罵声のみなら、スラスラ喋ってくれる凛。

じゃあ、これならどうなんだよ。



『俺がお前を好きって言ったら、どうする?』

『…………へ?』



いつも怒った顔しか見せない凜の、最上級に照れた顔。

困った顔、動揺する顔。



『……っ、』



ヤバい、どうしよう。

全部ぜんぶ「やみつき」だ。



『鳳条くん、好きです……っ!』