大嫌いなキミに愛をささやく日

「ふふ、分かってるって」



そして一瞬だけ、静かになった私たち。

お互いの口を、お互いの口で塞いで。

そして暫くして、二人で笑い合った。



その後は――



「そう言えば、煌人のお母さんから家に招待されたよ」

「なんで!?」

「楽しみですって返事しといた」

「なんでだよ!?」



いつものように言い合う私たち。



少し変わったところと言えば、

お互いの手が隙間なく繋がっているところ。


それと……



「凛、こうなったら凜のお父さんも呼べ」