大嫌いなキミに愛をささやく日

「あ、ごめ……。え、だって……夢?」

「ふふ、夢じゃないよ」



素直な反応が可愛くて、煌人に近寄る。

そして熱くなった煌人の手を握って、その体に寄りかかった。



「私を好きになってくれてありがとう、煌人」

「……っ、それは、こっちのセリフだっての」



煌人は私の体を包みこんで、抱きしめる。

そして私の頭を撫でながら「凛」と優しく呟いた。



「本当に……俺でいいの?」

「煌人がいいの」

「だから、それは反則だっての」



少し震える声で笑いながら。

煌人は、更にギュッと私を抱きしめた。



「凛、素直になっていい?」