大嫌いなキミに愛をささやく日

「煌人……」

「なんかスッキリしたわ」



ハハハと笑う煌人。

その笑顔が、本当に爽やかな笑みで……。煌人の初めて見る顔が嬉しくて、私もつられて笑った。

すると煌人は「お前は?」と私にパスを回す。



「俺は……不格好ながらも変われたよ。親と真剣に向き合えた。すれ違ってた所を、修正出来た気がする。

凛、お前はどうだった?」

「私?」

「うん。いつか車の中で言ってただろ」



――自分のしたい事や言いたい事は、ちゃんと口に出して。煌人も……そして私も。お互いに



「あ……」



煌人の言葉に、ハッとする。

私、変われたのかな?

あの時の言葉の通り、素直に動けてる?