大嫌いなキミに愛をささやく日

「っ!」



このド直球な言葉に、私の顔も思わず赤くなって……。今まで煌人を見ていた目を、思わず逸らしてしまった。



「そ、そういう恥ずかしい事を、言わないでほしいんだけど……」

「言ってねーと、凜は”悩むのに疲れた”とか”ライバルのままの方が楽”とか、あらぬ事を考えそうだからな。逃げずにきちんと考えて答えを出せっていう、俺からの圧だよ」

「(うっ……)」



見透かされてるのが、いかに煌人が私の事を知っているかのバロメーターに思えて。

言うなれば「愛の深さ」みたいな……?



「(いや、何を言ってるの私……!バカ恥ずかしい!)」



パンッと頬を叩くと、目の前にいる煌人が「おわ!」と声を上げた。

ビックリして私から少し離れた煌人を見て「ネコみたい」と、ふっと笑みが漏れる。



「最近のネコは過保護なんだね」

「いきなり何言ってんだよお前は。やっぱちょっと寝ろ。ベッド空いてんだから」