大嫌いなキミに愛をささやく日

「な、なに……?」

「……」

「……」



煌人は、視線を下げて床を見た。

そして「はぁ~」と時間をかけて深呼吸をした後に。

意を決して眉間にシワを寄せて、再び私を見る。

そして――



「凛が俺の事をどう思ってるのか知りたい」

「え……」

「俺の事を好きか、嫌いか。

その二択で答えて」

「っ!」



選択肢に「普通」、「どっちでもない」、「真ん中」がない。

そうか。煌人は……

私が恋愛対象として煌人をどう見ているのか、それを聞きたいんだ。

つまり、

告白の返事。



「(ついに、返事をする時が来たんだ……っ)」



胸の前でギュッと両手を合わせる。