大嫌いなキミに愛をささやく日

「……どういう?」



首を傾げる私に、いつの間にか私に近づいていた煌人が、一枚の紙をポケットから出した。



「これ。俺の宿題のプリント」

「……真っ白じゃん」

「驚きの白さだろ」



堂々と言うものだから、なんか面白くて。

プリントを見て、思わず噴き出した。



「ふふ、なにそれ。煌人、変なの」

「うっせ。昨日は、俺も何も手につかなかったんだよ」

「煌人なのに?」

「お前は、俺にどんな過大評価してんだよ」



いつもは罵ってくるくせに――と眉を下げて笑う煌人に、視線を向けた。



「煌人は何でもできるじゃん。勉強もその他も全般的に。言えば、怖い物ナシでしょ?だから、私に告白したくらいじゃ動じないかと思って」