大嫌いなキミに愛をささやく日

「たまに迎えに来てくれる男の方がいるじゃない!見る度に、先生ドッキドキでね!」

「(執事……。さすが天然女キラー……)」



頬を染める先生と、俺にプロレス技をかけたアイツ。

頭の中に浮かんだ雑念たちを、ため息一つで吹き飛ばす。



「はぁ。じゃあ、とりあえず。

凛が登下校する時は、必ず隣にいるようにします」

「助かるわ」

「凛から新たな相談があったら、俺に教えてください」



そう言うと、先生は首をひねる。

「三田さんに直接聞けばいいじゃない」と。



「……」
「……」



ふ……。甘いな、先生。