大嫌いなキミに愛をささやく日

ガラッと、音がして、ドアの方を見る。

すると、担任が資料を持って教室から出て来たところだった。



「あら、鳳条くん。どうしてここに?」

「あ、いえ。今まで三田一家と話をしていて」



そう言うと、先生は「そう」と頷いた。

そして「うーん」と言いながら、なにか悩みがあるように。

深いため息をついた。



「何かあったんですか?」

「実は今朝”誰かに見られてる気がする”って、三田さんから相談があったのよ」

「はぁ?」



誰かに見られてるって……。

それストーカーじゃねぇか!!



「そ、それで犯人は、」