大嫌いなキミに愛をささやく日

すると真さんは、フッと肩の力が抜けたように、柔らかい表情になった。

その視線は、隣に来てくれた凜へと向いている。



「そうか。手間をかけて作ったから、喜んでくれたら嬉しいよ。凛も、また作ってあげるからね」

「うん!」



「(なんか……)」



真さんが若いせいなのか……。

凛が隣に立つと、歳の差カップルみたいに見えて、気に食わない。

いっそ年齢を聞いてみるか。



「失礼ですが、真さんって……」

「はは、聞かれると思った。今年27歳だよ」

「27!?」



思わず大きな声を出した俺を、凛が再びチョップする。

いや、でも……だって、普通ビックリするだろ!



「凜が13だから、真さんが14の時に凛は生まれたのか……?」